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作品ノート

 

世代や職業、経験も多様な人たちが、その日その時間に“蒸し剥ぎ”しに集まって、またそれぞれに帰っていく
 

蒸し剥ぎをするその“場“やそこに流れる”時間”は、私にとってなんだか心地よかった。

 

ある人は蒸した楮の樹皮を素早く剥いでいる。

ある人はその剥がれた大量の楮の皮を担いで屋上まで上り、天日に干し、

そしてある人はかじがら(剥がされた楮の芯)をまとめている。

 

淡々と進む作業の中で、風が吹いたり、お腹がへったり、話したり話さなかったり、なにかを考えたり、たまに空をみたり、まったりしたり…

 

そんな風に世の中にダンスが存在したらいいなと思った。

 

(そんな風って、一体どんな風だ?)

 

“蒸し剥ぎ”といの町で過ごした日々を重ねて思いを巡らせている。

 

山、川、風、そこそこにいる人と和紙との豊かな時間。

会場
いの町紙の博物館 (吾川郡いの町幸町110-1)

 

公演日 2021年12月26日(日)

13:30 開場  /  14:00 開演

 

料金 一般1000円 

小中高生 500円未就学児無料 (チケット料金には入館料が含まれます)


 

ダンスの制作現場を覗いてみよう!!(終了)

いの町内で行われる稽古は見学可能です。
稽古の日時や場所はFacebook、インスタグラムなどで随時公開します。

また、ダンサーたちはいの町に滞在中(12月中旬〜)、和紙の原料である楮の収穫や、蒸し剥ぎも行っています。

収穫や蒸し剥ぎの体験一つ一つがダンスになる?!


 

演出・振付 北川結
音楽 西井夕紀子

演出補佐 石山優太
音響 キタノタダユキ
宣伝美術イラスト きたがわゆう

プロデューサー 浜田あゆみ

 

出演

北川結
杉田亜紀

浜田あゆみ

 

協力

鹿敷製紙株式会社、北岡竜之、相川貴

La forêt、Spoon

 

プロフィール

北川結 Yu Kitagawa

ダンサー/振付家/イラストレーター 

6才からモダンバレエをはじめる。桜美林大学にてコンテンポラリーダンスを木佐貫邦子に師事。2008年より白神ももこ主宰のモモンガ・コンプレックスにメンバーとして参加。以後、ほぼ全ての作品に出演している。 

ダンサーとして木佐貫邦子、伊藤千枝子、小野寺修二、岩渕貞太、横山彰乃など様々な振付家、演出家の作品に出演。

また、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、長塚圭史、立山ひろみ、額田大志、Tristan Sharps演出による演劇やパフォーマンス作品にも出演し活動の幅を広げている。

 

2017年、横浜ダンスコレクションコンペティションIにて奨励賞を受賞。 

イラストレーター“きたがわゆう”としても活動している。

 

 

西井夕紀子 Yukiko Nishii 

作曲家

舞台作品やドキュメンタリー映画への楽曲提供を行うかたわら、人が音楽を奏ではじめる・作りはじめる瞬間に魅力を感じ、文化施設、福祉施設でセッションや曲作りを実施。

主な楽曲提供作品は、東京国際芸術祭2007参加演劇公演『アトミック・サバイバー −ワーニャの子どもたち−』(演出:阿部初美、2007年)、ドキュメンタリー映画『おとなのかがく』(配給:Studio Q-Li、監督:忠地裕子、2014年)、フェスティバル/トーキョー20観察型ミュージカル的ダンス・パフォーマンス公演『わたしたちは、そろっている。』(振付・演出:白神ももこ、出演:モモンガ・コンプレックス、2020年)。「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2015」ほか各地アートプロジェクト、JT生命誌研究館における「ハエとクモ、そしてヒトの祖先を知ろう!ラボ」研究員らとのワークショップ&レクチャーなど、活動の幅を広げている。

オールフィメールロックバンドFALSETTOSではキーボードとトランペット担当。

東京芸術大学音楽学部音楽環境創造学科卒業、同大学院音楽研究科修了
 

 

主催 土佐和紙未来プロジェクト実行委員会

共催 いの町紙の博物館

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